サラリーマン時代vol4

今回も予告通り

『ド素人の怖さ!!金型ひっくり返る!?』を

お話しまーす。

 

皆さん金型って知ってますか?

たぶん知らないひとがほとんどだと思います。

知らないことをブログで書いている時点で

『アウト』な気がしますが、、

まあ私の気が済むようにブログを書いてるので

問題なしとしよう笑

 

金型は簡単にいうと鉄の塊です。

鉄の塊に穴が開いていて、

そこに溶かしたプラスチックを入れて

冷えてから金型を開くとプラスチックの

製品の塊が出来るっていう優れもの笑

皆さんの身の回りにあるプラスチック製品の

9割9部が金型で作ってます~

 

例えばパソコンとか、スマホとかトイレとか、、

形がうまく出るかどうかは設計者次第。

 

そんで、私が設計者として一番苦労したのが

トイレの脱臭部分の部品 笑

すいませんね~

有名な部品じゃなくて笑

形が異様に複雑で予算も限られてて

お客さんがたまたま偶然うちの会社に

作れないか聞いてきたのよ。

大きさで言うと

約1m×1m×1mの立方体と大きなサイズ

重さ1tぐらいでした。

難易度と大きさを見込んで試算すると1千万ぐらいの

値段がほしい。

そんな話をすると予算がなんと

半分!!

私:ウげー無理、うちじゃ赤字笑

       (心の叫び)

上司:やれ!!

私:え?。。。。。。。分かりました。

 

とゆー流れでやることになりました。

 

まてまて、

うちじゃ1t持ち上げるフォークリフトとかないけど

運べるの?

とゆーか作れるの?機械に入らないけど笑

 

結論:やるしかなかった

だって受けちゃったんだもん。

そりゃ図面はパソコンで書くからどんな大きさでも

絵を作ること出来るけど

実際作るのはね、、、

 

結果:作りました笑

ルービックキューブみたいに小さい塊をいくつも

作って、くっつけて一つの塊にしました!!

 

そのかわり、

細かくした分図面書くのめっちゃ苦労した

 

それじゃー納品しよう

1tの金型を運ぼうとしたら、

アベニールワゴンに入らない。笑

車壊れるし

。。。社員の人が3tトラックを持ってきた。

え?私が運転?

運転したことないけど大丈夫?

上司『大丈夫!!いけ』

うそーん

しゃーない!!

いくべ

 

納品場所まで車で約40分

何事もなければ良かったのだが

事件はやはり起きた!!

 

意気揚々と私はトラックを運転し

いつもより一回り大きなハンドルを

ぐるぐる回し

会社を出発した。

会社を出てすぐの信号で右に曲がろうと

ハンドル切ったら、、

ゴトン!!!!!!

バキ!!!

 

ん?なに?

バックミラーみたら

金型転がってるう~

えー!!?

固定したはずの金型が

右折の時の勢いで固定具が外れ

固定台から落ちて金型斜めになってる!!

かろうじてトラックの側面のカバーで引っかかって

道路に落ちなかったのだ

 

やべー

会社に戻るぞ!!

出発して3分たたないうちに

戻ることになり

会社へ連絡したら

上司:『何があった?なんで戻ってくる?』

そりゃそうだ金型転がって道路に落ちる寸前なんて

信じられない笑

しかも1tもあって

道路に落ちたら回収できない

 

私はゆーっくりゆーっくりと

運転し会社に戻った。

トラックから降りて

もっと衝撃的な事が!!

トラックの荷台が木の板で出来てて

金型の角が刺さってる!!!!

穴開いてるし!!

しかも側面のカバーも金型の重さに耐えられず

ベッコリ曲がってるし!!

借り物のトラック、、、、

ごめんなさい~

私はひたすら謝りましたが、

みんなは『信じられん』と大笑いしてました。

金型が転がるなんて想像してなかったようで、、

 

普通の車の右折感覚で曲がってしまったのが良くなかった。

というか、運転した事ない私に運転させる方が悪い。

 

皆さんもいつもと違う車を運転する時は気を付けて

ください笑

時に小型から大型の車を運転する時は

感覚が違いますので、、

 

それからの金型は、

無事納品し

頑丈に作ったので

お客様に大変喜ばれました!!

設計者として満足のいく

金型を作ったと自負しております。。

 

しかーし!!

予算が非常に厳しかったのはいうまでもなく

細かく作って一つの塊にするのにコストが

かかり大幅な赤字を出したのはいうまでもない笑

 

赤字を出しても自由に作らせてもらえたことは

私の経験にはすごく良かった笑

この経験が今のカフェに活きているかといわれると

分かりません。。。

 

おわり