うちの料理は、パスタが主役！
なんでパスタかっていうと
パスタが ス・キ・ダ・カ・ラ～
それだけ笑
そもそもパスタが好きになったのは
高校生の頃、、
そうそう話それるけど
中学生の時は新聞配達してたの！偉いでしょ笑
うちは３人兄弟で
姉が２つ上
弟が５つ下
私が中学生になった時は姉は中学３年生
弟は小学１年生お金がかかるときだ！
小遣い欲しいと親にいったら
自分で稼ぎなさい！！
小遣いあげるお金ないよ！って言われて、、
しかたなく新聞配達をやったの
朝早く起きて配達して
地元紙の他にスポーツ紙と経済新聞があってね
良く間違えてポストに入れて怒られてた笑
あるとき、いつものように配達してたら
良く間違える家の前にお爺さんが立っていて
『お前か！！いつも間違えてるのは！！』
『うちは経済新聞欲しいのにスポーツ紙入れるんじゃないよ！』
すみません、、
たぶん、毎日間違えてた笑
家のイメージでポストに入れてたから
勘違いして入れてからずっと間違えっぱなしで
入れてたので、いいかげんお爺ちゃんも切れてのだと、、
今思えば想像を創造する私には向いてなかったと思う。
そんな話はさておきパスタの話
高校３年間ずっとイタリアンレストランの厨房アルバイトを
したんですよ。
小遣い欲しくて笑
学校行って、部活行って、レストランでバイトして
面接行った時、坊主でガタイが良かったので厨房にさせられた。
（当時はデブ解消の為スポーツをしていたので筋肉質で
マッチョ気味。そして坊主。ヤンキーではない笑）
どこも一緒だけど
レストランで賄いが食べられたんだよね～
アルバイト始めて初日の賄い
スパゲッティなんて当時は金持ちが食べるものと思っていて
食べたこと無かった私は
始めて食べた食感に感動～
アンビリーバボー！！！！
今でも覚えている。
明太子とイカのスパゲッティ。
シーフードソースに明太子が絡まりイカのふにっとした感触が
今でも忘れられない。脳に衝撃を受けた！！
スープスパに近い感じで多めの汁なので
食べ終わった後ごくごく飲めて、それが最高の至福。
今のお店で再現出来てなくて、、、
納得出来る味にならないから
ほんとはメニューとして出したくても出していない。
いずれ出そうと思うが、、、、
レストランでのバイトでは
賄いはほとんど毎日明太子とイカを食べた。
皿洗いから調理に昇格して自分で賄いを作るように
なった頃は、イカを多く入れたり
明太子を通常の２倍入れて作ったり
パスタの麺も２倍にして食べたり。
さすがに毎日そんなことしてたら
店長に目をつけられて
通常メニューと同じに作った賄いじゃないと
駄目って怒られた笑
そのとき、私に厨房指導していた『こんちゃん』（近藤さん）が
こんちゃん：『テツ！！』
（当時俺はテツって言われてたの）
こんちゃん：『隠れてやれ！！若いんだからいっぱい食べなさい！』
神様かと思った！！
（今で言う『神！』ってやつか）
テツ：『分かりました』笑
素直な私は隠れて材料ごまかして食べた笑
今の私が隠れてコソコソ行動するようになったのも
『こんちゃん』のお陰である
（うそ笑）
・パスタを茹でて厨房裏でパスタを扇風機で冷ます時に
覚ましている途中のパスタをバクバク。
・作り間違えたパスタを厨房裏でバクバク。
（普通は廃棄）
・冷蔵庫のドア開けてフロアスタッフに見つからないように
在庫の生ハムをバクバク。
（何回かやっていたら呼ばれて口もぐもぐしててバレた。
というか在庫の生ハムがオーダー入ってないのに異様に
無くなっていてバレた。そりゃ一日で３パックの生ハムが
１パックになってたらバレるよね笑）
そのときも『こんちゃん』は、少しずつばれないように喰え、、と笑
・生ハムばかりじゃバレるから漬物食べたり笑
そんなこんなでいつの間にか、ペペロンチーノやカルボナーラとかパスタを
ほとんど覚えてパスタ以外にもペスカトーレ・ドリア等もだいたい全部
作れるようになり楽しかった。
今飲食店でパスタを作っていられるのも
このときのバイトのおかげ。（こんちゃんのおかげ♪ありがとうございました）
基本調理は苦手なんだけど、
パスタは別。
なんてったってス・キ・ダ・カ・ラ～
だからお店はパスタがメインで出してます。
いやー今パスタ作って提供しているけど
高校の時の最初に食べた衝撃は忘れられない。
いつかスープタップりの明太子とイカを再現したい。
そんな風に思う４１歳、、
おわり